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スマートコントラクトとは?

こんにちは、ぴょんきちです! 前回の記事でお伝えしましたが、今回はスマートコントラクトについて理解した内容を備忘録のような形でみなさまに共有します! もしまだ前回の記事を読まれてないようでしたら、こちらから「 DAO( 自律分散型組織 ) 」について理解を深めてから読んでいただけるとより良いかと思います。 目次 スマートコントラクトとは スマートコントラクトの特徴 スマートコントラクトのメリット スマートコントラクトのデメリット 最後に それでは、始めましょう! スマートコントラクトとは スマートコントラクトとは、ブロックチェーンシステム上の概念のことです。 あらかじめ、ブロックチェーンシステム上に実装されたルールに従って、ブロックチェーン上のトランザクション( 取引 )やブロックチェーン外から取り込まれた情報をトリガーとして処理されることを指します。 この技術自体は決して新しいものではなく、1990年代にすでに「 ニック・サボ 」というコンピュータサイエンティストが提唱していました。 彼は、スマートコントラクトの説明をするにあたって、「 自動販売機 」を挙げたそうです。 確かに、それならわかりやすく理解でき説明もしやすいなと思ったため、以下に例を示します。 「 150円に設定されているコーラを買うために、ぴょんきちは財布から150円を取り出して、自動販売機に入れるとたちまち受け取り口へとコーラを送りました。 」この一連の流れをスマートコントラクトに例えることができます。 150円に設定されているコーラがまさに「 ブロックチェーンシステム上に実装されたルール 」であり、150円を取り出して、自動販売機に入れることで「 外から情報 」が取り込まれ、それをトリガーとして「 受け取り口へとコーラを送る 」という処理が実施されます。 スマートコントラクトの特徴 本人も第三者も変更できない 透明性に優れている 本人も第三者も変更できない これはスマートコントラクトの特徴というよりも、ブロックチェーンの特徴といえそうですが…( ※ そもそもブロックチェーンの説明できてなかったので、近日中にに実施します。 ) スマートコントラクトによって算出された情報( 前項でいうところの、ぴょんきちが150円でコーラを買ったよという情報 )は、ブロックチェーン上に記録されます。そのため、第三者はもちろんのこと、たとえ本人であっても改ざんすることはできません。 透明性に優れている これも、ブロックチェーンの特徴かも…? そのスマートコントラクト( 契約情報 )は、ブロックチェーン上に記録されているため、ネットワークに参加している誰もが確認できます。 なんで誰もが見れるの?って疑問に思ったかもしれないので、別途ブロックチェーンに関しての記事で解説します。( ※ ざっくりいうと、帳簿は誰もが共有しているから ) スマートコントラクトのメリット 前項でも少し触れたので、反復になりますが、メリットについてまとめます。 人為的ミスがないこと 全て自動化されているので、人間が入り込む余地はありません。 コストが削減できること こちらも、全て自動化されているので、仲介業者も居らず、人件費がかからない分コスト削減が可能です。 改ざんや不正を防げること ブロックチェーンによって「 事実 」を保持できるため、改ざんや不正を防ぐことが可能です。 契約が自動化されているため、スピーディーであること 話し合って、文書を読んでサインして、仲介業者が確認してハンコを押して、なんていう作業は必要ありません。 スマートコントラクトのデメリット 柔軟な対応が難しいこと この契約署のこの部分を変更したいと思っても、改ざん( 書き換え )ができないため、間違った内容を記録してしまった場合にはデメリットになりえます。 法整備が不十分であること DAO( 自律分散型組織 )とは?でも解説しましたが、日本は諸外国と比べてもかなり法整備が遅れているので今後の動きを注視する必要があります。 プライバシー保護の問題があること 前々項でもお話しました「 透明性に優れている 」という点で、ブロックチェーンに記録された情報がもし個人情報だった場合、悪用されてしまう可能性も否定できません。 最後に まだまだ、改善しなければならない点がありますが、より暮らしを便利にすることが可能な技術だと思うので、今後の発展に期待したいとおもいます。...

2022-08-29 · 1 分