ADHDからAI独立へ これは「障害」と「AI」と「時間」の話です。 2019 — 異常なほど「できない」エンジニア 新卒から大手企業でエンジニアとして働き始めた。スペック上は問題ない。東京の職場、年収800万円台、技術力もある。 でも毎朝、出社するだけで限界だった。 会議の議事録が書けない。複数プロジェクトの優先順位がつけられない。メールの返信を先延ばしにして1週間放置する。「なぜできないのか」が自分でもわからない。「意志が弱い」「怠け者」と自分を責め続けた。 3年間、それを繰り返した。 2022 — ADHD・うつ病・不安症の診断 心療内科に行ったのは、朝ベッドから起き上がれなくなってからだった。 診断結果: ADHD(注意欠陥多動性障害)+ うつ病 + 不安症 医師に言われた言葉が今でも残っている。 「あなたのやり方が悪いんじゃない。脳の仕組みが違うから、同じやり方では機能しないんです」 「できない」のではなく、「合っていない」だったのだ。 2023 — 退職と、AIとの出会い 年収828万円の仕事を辞めた。 貯金を取り崩しながら、「自分に合った仕事のやり方」を探し始めた。その過程でClaude Code、ChatGPT、Geminiを触り始める。 ふと気づいた。 ADHDで苦手なことを、AIが全部得意としていた。 優先順位の決定 → AIにスコア化させる メールの下書き → AIに書かせて選ぶだけ 情報の整理 → AIに要約・分類させる 感情のループ → AIに客観化プロンプトを投げる 脳の外部化。それが、独立への道だった。 2024 — AIと独立 合同会社AJARAを設立。代表社員。 技術力を活かしたAI動画制作の受託と、ADHDの当事者として「脳の特性をAIで補う方法」をnoteで発信し始める。 最初のnote記事は10人しか読んでいなかった。でもフォロワーは少しずつ増えていった。「自分だけじゃなかった」「ADHDで悩んでいたのに、これで変わった」というメッセージが届くようになった。 2025〜現在 — 記録の公開 現在、ADHDの当事者経営者として、以下を発信しています。 note: ADHD×AI:優先順位・タスク開始・情報処理の外部化プロトコル うつ病×AI:SNS比較ループ断絶、モチベーション管理 不安症×AI:価格交渉、請求書送付、人間関係の心理的負担軽減 独立×AI:収益安定化、フリーランス経営の実務 このブログとnoteは、「自分にはできない」と思っていた3年前の自分に届けるために書いています。 noteで読む → このブログで得られること ADHDや精神疾患と向き合いながら、AIを使って仕事を作る具体的な方法 失敗した実験と、うまくいった実験の両方の記録 「障害がある自分」を責めるのをやめ、「AIで補う自分」に切り替えるための視点 技術的な話よりも、「どう生きるか」に近い話が多いです。 プロトコル一覧を見る →