ADHDの経営者が一番消耗するのは、「単純な繰り返し作業」だ。

同じ種類のメールを毎日書く。同じ形式のレポートを毎週作る。同じ手順で情報を収集する——これらは「やり方がわかっている」からこそ、ADHD脳には飽きやすく、エラーを起こしやすい。

解決策は「自動化」ではなく「委任の設計」だった。

ADHD×自動化の落とし穴

「自動化すればいい」と言うのは簡単だが、ADHD的な問題がある。

落とし穴1: セットアップに飽きる 自動化ツールの設定作業は、ADHD脳には地獄だ。細かい設定、マニュアルの読解、エラーのデバッグ——興味がわかないと脳がシャットダウンする。

落とし穴2: 維持管理が続かない 自動化は「一度作ったら終わり」ではない。ツールのAPI変更、仕様変更、エラー対応が定期的に発生する。これをADHDが維持管理するのは難しい。

解決策: 維持管理も含めてAIに委任する

「受け身の収益」の設計思想

僕が実践しているのは、こういう構造だ:

コンテンツ制作(自分) → AIで複数プラットフォームに展開(AI委任)
         ↓
note記事(有料)+ dopaminelabtv.com(コンテンツ)→ 受け身の収益

1回書いたものを、AIが複数形式に変換して複数チャネルで配信する。自分が動いた時間以上の収益が、じわじわ入ってくる仕組みだ。

AI委任で実現できること

コンテンツの多形式展開

1本の記事を書いたら、AIに:

  • note記事(有料コンテンツ化)
  • ブログ記事(SEO向け)
  • X(Twitter)のスレッド
  • メルマガの1本分

を生成させる。ADHD的には「1回書いたら終わり」にできることが重要だ。後から「別の形式でも出さなきゃ」というタスクが積み上がらない。

クライアントメールの定型化

受信したメールに対してAIが自動分類し、定型文候補を提示する。自分は「選ぶだけ」になる。ADHD的なメール処理の遅延(「あとで返信しよう」→忘れる)が構造的に防げる。

収益レポートの自動化

各収益チャネル(note、相談サービスなど)の数字をAIがまとめて、毎日同じフォーマットでレポートを生成する。「自分で確認しなければ」というタスクが消える。

続けるための「シンプルさ」原則

ADHDの自動化で重要なのは「シンプルに保つ」ことだ。

複雑な自動化は、一度でもエラーが出ると修正のモチベーションが尽きて放置される。AIへの委任も、「プロンプト1行で動く」レベルにまで単純化しないと続かない。

僕のルール: 「15秒以上かかることはAIに委任する」

15秒で終わることは自分でやる。それ以上かかることは、AIへの指示文を書くか、既存の委任プロセスに乗せる。

ADHD視点の収益設計まとめ

  1. 1回の労働を複数収益に変換 — コンテンツ多形式展開
  2. 繰り返し作業は全部AI委任 — 判断だけ自分でやる
  3. シンプルに保つ — 複雑な仕組みはすぐ崩壊する
  4. ログを残す — 昨日の自分が何をしたか、AIのログで確認できる状態に

ADHDは「継続性」が弱い。だから、仕組みが「ゼロから毎回始める」形ではなく、「前回の続きから始められる」形になっていることが生命線だ。


noteで、実際のプロンプトと運用方法を公開しています: note.com/th19930828